■中東問題の知識
中東問題の概要や歴史、原因や最新ニュースなどをご紹介します。
皆さんは中東問題のニュースをよく耳にすることがあると思います。
いつでも紛争をしていて、その紛争はいつまでも終わりそうもないですね。
では中東問題とはいったい何なのでしょうか。
いっしょに考えてみたいと思います。
話は遥か昔ユダヤの人々から始まりますが、紀元前10世紀頃まで遡らなければなりません。
古代イスラエル王国は宗教上の相違で北のイスラエル王国と南のユダ王国に分裂するのですが、そのユダ王国は新バビロニアに滅ぼされてしまうのです。
そして多くの人民がバビロンで奴隷として囚われの身となったのです。
「ユダヤ人」と呼ばれるのは、ユダ王国の遺民という意味です。
その後、解放されてエルサレムに帰還し、一時期ですが自治国としてエルサレム王国も復興し、ユダヤ教の教義も確立するのですが、再び、当時の勝者である古代ローマによって属州とされてしまうのです。
紀元66年に古代ローマに対して反乱を起こすのですが敗れ、以後のユダヤ人による自治は完全に無くなり、大変厳しい民族的な弾圧を受けるのです。
この後、何と2000年近くに亘って国らしきものを持てず、多くの人々が世界各国へ散らばるように移住していったのです。
第一次大戦後、イギリスとフランスの支配下に変わり、ヨーロッパで迫害されていたユダヤ人は、イギリス帝国が言った建国許可の言葉を信じて、祖国パレスチナの地に逃げ込んでいったのです。
第二次大戦中にはドイツによる、歴史に残るひどい迫害を受けますが、とうとう戦後、1948年に悲願の建国を宣言するのです。
こうなるとアラブの人々は「今さら建国など認めない」というスタンスなので大きな衝突が生まれたのです。